
昨日発行のまにら新聞に、とても面白い記事がありました。
マニラ警察の本部に設置された、オネスティー(正直)・ストアという無人ストアが、半年で閉店したというニュース。
この無人ストアは、店員がいないので、利用客が商品を購入するときは、店に設置されている透明の箱にお金を入れるというシステムなのに、警察官である利用客が、お金を払わずに、ペットボトルのドリンクや食品を持ち出していたそうです。
さらに、その透明な箱の中のお金を盗んだ者もいるらしく、箱の中のお金が減っていたそうです。
日本人の感覚で考えると、警察官がそんな事でいいのかと思いますが、フィリピンに限らず、開発途上国の警察は、けっこう、こんなものだと思います。
国が貧しいと、公務員の給料も安いからだと思います。
フィリピンでは、交通違反で捕まって、反則切符を切る代わりに賄賂を要求するなんて話は、よく聞くし、自分もマニラでやられた経験があります。
昔、タイに住んでいた頃、バンコクでも、経験があります。
日本では、警察官が犯罪を犯すと、ニュースで大騒ぎになりますが、これらの国では、日常茶飯事です。